ぎっくり腰…じゃないけれど、
背中をやってしまいました。
何か特別な事をしたわけじゃないんですよ。
パソコンで作業していた時に、携帯が鳴ったので
取ろうとして腕を伸ばしたら
「ぐぎ」
ってね
腰ではなく、背中なので
なんとか動くことは出来ますが
元気なのに、
身体の自由がきかないって悔しいです。
そういえば以前、こんな事がありました。
それは、身体の不自由な方が入所している施設。
私は、そこにカウンセリングに行ったことがあります。
そこの施設には、ご高齢の方が多く入所しているのですが
クライアントは20代の若い男性。
事故に遭ってしまい、頭と右の親指以外の自由を奪われてしまった方です。
とても明るい方で
カウンセリングに伺ったのに
「僕は、あなたの話が聴きたいです。
最近、世の中は何が流行ってるんですか?」
と
よく喋り、よく笑う方でした。
だけど、彼の部屋。
少し変わった所にあるんです。
建物の入り口には自動ドア。
そして、もうひとつ自動ドア。
スーパーとか、だいたいの建物がそうであるように、
入り口にはふたつのドアがありますよね。
彼の部屋は、
その自動ドアと自動ドアの間にあるんです。
その後、施設の方に伺ったのですが
彼は、車椅子のまま階段からわざと落ちたり、
たびたび自殺未遂を行なっているそうです。
彼の部屋があの場所にあるのは、
自殺予防のためだったんですね…。
若い彼が、事故にあってしまい、身体の自由がきかなくなる。
自由に動かせる事を知っていただけに
複雑な思いがあったのでしょうね。
自由に身体が動かせること。
その事を感謝したいと思います。
HP